彷徨とは精神の自由を表す。

だが、そんなものが可能かどうかはわからない。

ただの散歩であってもかまわない。

目的のない散歩。

癇癪館は遊静舘に改名する。

癇癪は無駄である。

やめた。静かに遊ぶ。

そういった男である。

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■九月某日 No.1085
.暑さ続く。

執筆。からだ、だるくて仕方がない。

電車のなかでの小学生の会話の断片が心に残る。

「バカたれというタレはない」

やはり水泳のメダリスト、北島からは目が離せない。

東スポに載っていた写真から、シンクロ観戦で被っていたキャップにEXCITIG SEX SHOPってどこで買った帽子だ。

いろんなところでチョーキマチイイっていってるぞ、こいつ。やってくれるよ、これからもどんどんやってくれい!

■九月某日 No.1086
横浜で少年少女演劇塾。

新宿で寿司を食べる。

■九月某日 No.1087
文学座アトリエ『TERRA NOVA-テラ ノヴァ-』へ。
■九月某日 No.1088
終日原稿書き。

20枚ほど上げて、ジョン・カーペンターの『ゴースト・オブ・マーズ』を見る。

カーペンター、大好き!なぜこの監督がいいかというと見たいアングルをきちんと撮ってくれるからなのだ。なんか今のアメリカの監督って撮り方凝るわりには見たいところ見せてくれないのよ。そういうアングルがださいと勘違いしている。

夜、『タモリ倶楽部』を見る。

■九月某日 No.1089
三茶で打ち合わせ。

その後『リア王の悲劇』を見る。

帰り、雨宿りで黒生を飲む。

くたびれる。

近鉄とオリックスの合併後のチーム名がオリックス・バッファローズとは芸がない。合併モメターズとかフルタアツヤとか工夫しろっての。まあでもバッティングセンターにはいくけど野球にはほとんど興味を覚えなくなってしまった自分を発見する。

サントリーのモルト響30年がイギリスで大賞かなんか取ったということでこいつは快挙だ。
響はとりたてて個性があるわけではないが、飲みやすくいいモルトだと思う。山崎になると個性がなさ過ぎる。

ナンシー関と戸板康二には周期的にはまる時期がある。今が何回目かのそのとき。ユーモアは批評だ。

■九月某日 No.1090
休日。

吉田喜重の『告白的女優論』を見る。吉田の全作品を見直したい欲求にかられる。

女優が本当に女優で女優然としていた時代だからこそ成立した映画で、まさに女優論である。

吉田の映画を初めて見たのは中学二年のとき『戒厳令』だ。初めて見たATG映画、有楽町のアートシアターで見た私にとって記念的な映画だ。この映画は別役氏が脚本を担当しており、私が別役実を記憶したのは実は戯曲より先にこの映画のライターとしてだった。今資料を見ると吉田・別役のコンビで大江の『万延元年のフットボール』の映画化も企画されていたということに驚き、実現していたらさぞかしおもしろかったろうにと思う。

あと、さぞかし、と思う企画は大島渚監督、寺山修司脚本による唐十郎の小説『佐川君からの手紙』の映画化ね。寺山の死によって頓挫したといわれているが、そうでもなくて途中でもめて中止になりそうね。ちなみに嘘か本当か知らないが、これは沢田研二と岸恵子が考えられていたそうな。

■九月某日 No.1091
雨で寒く、原稿を書き終えるとぐったり。

『マウス・オブ・マッドネス』を見る。

■九月某日 No.1092
終日執筆。

さて明日より横浜、京都と演劇教育巡礼に出、来週はフィリピンだ。

今回はPCを持って行こうと思っているので、もしうまく接続成功したならば、フィリピンの様子をほぼライヴで刻々とお伝えできるだろうと思う。

もしまるで更新されない場合は接続失敗ってことで、帰国してからね。

それにしても毎年のことだが、この時期は夏の疲れでつらい。

ところで純一郎の内閣改造はまったく薄ぼんやりしてるな。

浅利入れるとか、鈴木入れるとか、平田入れるとかやってもっと人をあっといわせてみろい。

■九月某日 No.1093
二俣川で講義を終えて新横浜駅から新幹線で京都へ。

雨脚強くなり、名古屋の一歩手前で止まる。名古屋まではなんとか行くだろうが、その先は責任が持てないといった主旨のアナウンスが入り、やれやれ列車ホテルかと覚悟を決めかけたり、名古屋で降りてホテルに泊まるかとすったもんだしていたところ、名古屋でしばらく停車と言っていたのが、着くと早くに扉が閉まり、少し収まったのでとにかく行けるが新大阪の先は責任が持てないと変わっている。

一時ごろホテルに着く。ましなほうだ。

■九月某日 No.1094
京都造形芸術大学今年第一回目の授業。

今年は『わらの心臓』をやることに決める。

授業後、原稿チェック。

夜中、ホテルで関西系の芸人列伝のような番組を見る。中川家が司会で、やすしの最後の弟子、横山たかし・ひろしのこれまでの軌跡をやっていて、たいそう感動する。関西の笑いが優れているとは別に思わないが、この手の関西でしか見られない番組はおもしろい。

■十月一日 No.1095
午前から授業。

夕方帰京。

それにしてももう十月か。

■十月二日 No.1096
原稿の最終チェック。

金久美子、死去の電話が入る。

旅行のためのパッキング。

その間いろいろと怒られる。しょんぼりする。人生について弾劾を受ける。

夕刻よろよろと散歩に出る。

すぐ眠くなり、猫のように小まめに眠っている。

その際の小睡眠が実に快適だ。

深夜、『エロス+虐殺』を見る。十数年ぶりだ。文学座の金内さん、新橋さんが出ているのでびっくり。勝也さんの名前もクレジットにあったのだが、どこに出ていたのだろうか。大杉の首を絞めるという手だけの出演だったのだろうかと想像するのだが。

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