SAI STUDIO Weekend Theater #3
「クリオネ 第一幕・第一稿」

公演2週目レポート

5月14日 -16日

公演は2週目を迎えました。2週目とはいえ、随分と完成度が増しております。

それぞれの配役、それぞれのチームの競演にわくわくしながら見入っているとセットを排した舞台でありながら、「クリオネ」の風景が浮かんできます。

いつかどこかで見たような、だけどどこにもないような・・・

5/15 Cチーム舞台写真

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今回は文学座から参加の香月弥生さん、八十川真由野さん、櫻井章喜さんに公演前の時間をお借りして、インタビューに答えていただきました。


八十川真由野


香月弥生


櫻井章喜

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Q1 ズバリ、川村毅の印象は?
香月 怖い人だと思っていたんですけど、とてもやさしい方だな、と。あっ、でも、本当はそうじゃないのかも。
八十川 実は、大学時代、第三エロチカが好きでよく見てたんです。その頃、役者で出ていた川村さんの印象は、出たがりでよく喋る人。今回、稽古場では静かな感じだったので意外でした。あっ、でも喋り出すと止まらないということも、最近わかりました。
櫻井 山奥にいる小さな日本犬、というイメージを持っていましたが、実際にお会いしたら、大きくてびっくり。ドイツの大型犬みたいだった。
Q2 (香月さん、櫻井さんへ)文学座からエロチカチームに参加していかがでしたか?
香月 エロチカチームに参加できたことは、ラッキーだったと、嬉しく思ってます。それぞれの役者の個性、パワーを稽古場でひしひしと感じました。今回は伊澤さんとのからみが多いんですけど、自主稽古でじっくり作っていけたことも良かったと思います。
櫻井 エロチカの役者さんは雰囲気を持っていて、それを出すのが上手だな、と。芝居の作り方など、いろいろ刺激を受けました。笠木さんは、もう少しヒゲをきれいにして欲しいですね。
Q3 同じ役を他の人が演じるということについて
香月 同じ役を演じているのが、自分以外に6人も居るというのはもちろん初めての経験ですし解釈がそんなに違わなくても、表現になるとこうも違うものなのか、と。おもしろいです。
八十川 ひとつの役をいろんな人がやる、ということと組み合わせのおもしろさがあります。今回、同じ役をやっている他の人の稽古を見ていて、とても勉強になりました。
Q4 こんなところを見て欲しいというイキゴミをどうぞ
香月 「クリオネ」はとても好きな本。「白崎」はとても好きな役です。文学座にはない、エロチカ色な感じを楽しんでいただければと思っています。
八十川 今までは結構、稽古で作ってやるということが多かったのですが、今回はその場で作る、生、ライブ、という感じで、相手役からも気持ちを受け取って嘘じゃないものをやりたい、と思っています。
櫻井 楽しみたい。これが僕のテーマです。自由に、自然に。(Cチームで演じている)安西も浮き草のように飄々と演じられればと。とにかく本がおもしろいので、みんなと一緒におもしろいものが作れれば良いと思ってます。

5/16 Aチーム終演後

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お3人さま、お忙しいところご協力いただきありがとうございました。

5/14 Bチーム舞台写真

5/16 Aチーム舞台写真

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では、みなさま次の週末もコモネでお会いしましょう!

観劇前のひととき、サイスタジオ一階のカフェに寄ってみませんか?
コーヒーや種類が豊富な紅茶はもちろん、焼きたてパンもぜひご賞味を。

お天気の良い日ならテラス席がお勧めです。終演後のビールもね。

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