京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科

2005年度二回生 川村毅クラス授業発表公演

2005年7月14日-15日 京都芸術劇場 studio21

今年は初の前期、初の二回生実習公演。学生諸君にとっても初公演です。

わぁ〜大勢いる。

今年は人数が多いことと、初舞台のメンバーということで「全員で創る」作品にしたそうです。

<自身のトラウマ>を大テーマに、学生達が選んだテーマごとにシーンを創り、「トラウマ学園の出来事」ということで(一応…)センセイが繋いで一本の作品に完成。

…いやはや、舞台をそのままお届けできないのが残念。いきなりとぼけた「トラウマ学園校歌」大合唱から始まり、「好きなことやってんなぁ〜」というドタバタのオンパレード。「俺が書いたんじゃないのっ。あれもそれも学生自身が書いて創ったのっ。」とセンセイ。ん?そういえば昨年までは宮沢章夫センセイと松田正隆センセイ公演を経た三回生の学生達だったから、静かな演劇な雰囲気だったのかしら。

この学年は、昨年は川村センセイの基礎実習を経ての初舞台、もしかしてだからみんなのびのびわあわあしてるのかしら? ぴよぴよ…って初めて見たものを親だと思ってしまったのかもしれぬ。いいのか。

ワタクシが一番ウケタのは、上半身裸の男子学生諸君が横一列に意味不明の気合を入れてるシーンと、30人からの舞台いっぱいの出演者全員が、大真面目にぴーよこちゃんと四股踏んでる壮観なシーン。これはセンセイオリジナルらしい。集団(特に男子)いじりは上手いよね。

みんなキレが良くてのびのびと、妙に生々しい台詞もあったりして、良い実習だったのではないかと思います。

表現することって、自身を見つめる/開放する、っていうのが第一歩だもんね。

お疲れさまでした〜!

川村毅の部屋

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